株式会社東海メディカルプロダクツ

代表からのメッセージ

当社は、娘の命を救いたいと言う親の想いが発端となり、今から約25年前国産初の補助循環カテーテル、『IABPバルーンカテーテル』を世に送りだしました。以来、そこで培った技術を応用し、医療現場からのニーズをいち早く製品に反映しながら、循環器分野はもとより、脳血管分野、透析分野、消化器分野へと製品の領域を広げてきました。また、事業領域を自社製造販売に加え、他社メーカーへのOEM供給も行い、さらには、海外への製品の輸出も積極的に進めています。

我々が開発してきた製品の領域と事業領域は広がりましたが、そこに流れるポリシーは当社の経営理念である「一人でも多くの生命を救いたい」と言う想いです。社会情勢は時代と共に大きく変化していきますが、変えてはいけないものとして、この想いは次の世代に引き継いでいかなければならないと考えています。

当社の今後の方向性としては、引き続き需要の拡大が見込まれる、低侵襲治療領域に事業領域を限定して、経営資源を投下していきます。其の中で、従来の診療領域に加え、新たな診療領域用のデバイスを開発していきます。さらには、海外企業との提携を加速させ、製品開発と海外事業展開の両方のスピードも上げていきます。そして海外進出にあたり、フィリピンにて海外工場を設立、生産ラインの自動化などを行い、価格競争力の強化にあたります。

当社の社風は、オープンで風通しはよく、若い人には比較的早い段階から、広い責任と権限を与え、成長の機会を与える会社だと思っています。また今後においても、この雰囲気は保っていきたいと思っています。

最後になりますが、私たちが求めている人材像は、チャレンジ精神に溢れ、誠実に物事に取り組む事のできる人物です。昨今は高齢化社会の中、有望分野として、医療機器産業が注目されております。しかし反面では、海外企業との競争、社会保障費の増加に伴う政府による製品価格の抑制、急速に変化する薬事法への対応等、課題も多くあります。我々は課題こそが成長への糧と捉え、さまざまな社会的なニーズに対応すべく全社一丸となって課題に対応しています。我々は、常に変化に挑戦し続け、医療機器の開発を通じて社会貢献していきたいと誠実に考えている人を求めています。

代表取締役 筒井康弘

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